【カロスダブル】【ポケモンランキング】 現在のスペシャルレート考察1

PGLに記載されている
スペシャルレート(カロスダブル)のよく使われているポケモン変化を考察。


カロスダブルはWCSでのルールでもあり
また、日本では今後インターネット大会での予選もあると予想。
流行、またその変化を知っておくことは自分の為にもなる。



左がシーズン2、右がシーズン3(途中経過)の比較したものである。



他に特筆すべきことはないが、細かいところでは、
ガブリアス王。
・ガルーラ↑
ファイアロー
・水ロトム
ボーマンダ
ギルガルド
サーナイト
バンギラス
クチート
リザードン
ライボルト
ニャオニクス抜けマリルリ入り。

みたいなかんじ。
どれもレートでは多く見かけるポケモンですね。

以下個別に気づいたことまとめ。

・持ち物面でラムとゴツメ持ちが増加。(ラムのみ:26.2%、ゴツゴツメット:25.3%)
これはガルーラドーブルの組み合わせへのメタによるもの。
同時にラムのみは鬼火持ちにも強く動ける。
ゴツゴツメットは特性鮫肌と合わせて接触技を使ってくるポケモン
許さない。

・性格面でようきが増加(65.3%)
シーズン2とそれほど変化はない。
敢えて、挙げるなら陽気ガルーラの割合が1割ほど増えた。
ミラー対面でもある50%の確率で動け、耐久を振ったアームハンマー所持より
耐久にあまり振らず、グロウパンチでのAアップを狙ってくる陽気ガルーラがシーズン2より増えた。


・持ち物面で命の珠持ち増加(51.9%)
こちらもシーズン2からあまり変化はない。
シーズン2では、珠持ちが50%満たなかったが
今回は半数以上珠持ちという結果に。


・性格面で穏やかが増加(33.9%)
シーズン2では控えめが6割いたが少し分散して穏やかが増した。
メガリザードンYの攻撃を耐えるために耐久に努力値を割いた型も
多く見かける。アメリカのRay氏もオボンのみを持たせ耐久に振った
ロトムを使っていたのでその影響もあるだろう。



・持ち物面でスカーフ持ちの増加(71.5%)
7割のボーマンダがスカーフ所持。
性格面では、臆病、控えめがほぼ半数。
スカーフでガブリアスに先制できる。
しかし、そのガブリアスが入っている構築には大体サーナイトが入っていることが多い。
そのサーナイトアイアンヘッドで縛れるキリキザンと並べた
キザンマンダの組み合わせが5世代より見かける機会が多い。

・性格面で冷静の増加(70.8%)

シーズン2からあまり変化はない。
変わらず、身代わり残飯持ちも多くいるのが現状。
ワイドガード持ちも増え安易に全体技を打つのは危険だ。


・性格面で僅かに控えめの増加(77%)
こちらもシーズン2からあまり変化はない。
眼鏡持ちが増え半数近く(48%)いる。
また次点でオボン(21.9%)、スカーフ(20.5%)
など型も様々で初見では持ち物は把握し辛いのが現状。
トリックルーム持ちも約1/5いるのでスタンダードに見せかけ、
ギミックを持ったサーナイトも存在する。

・持ち物面で命の珠持ちが増加(26.1%)
シーズン2では持ち物が様々だったポケモンの1匹。(珠,弱点保険,バンギラスナイト,スカーフの率がほぼ同じだった)
しかし、現シーズン3では珠持ちが約1/4という結果に。
サブウェポンが豊富でとくこうが決微妙な数値のバンギラスにとっては相性の良い持ち物と言える。



・性格面でしんちょうの増加(27.8%)
いじっぱりが現在一番多いが、2位のゆうかんと僅か2%の僅差につけているのがしんちょうである。
しんちょうクチートはシーズン2に比べ15%以上上がった。

・性格面で控えめの増加(56.5%)
シーズン2では臆病と控えめがほぼ半数だったが、ここにきて控えめが50%を
超えてきた。
理由の1つはガルーラの更なる増加やサブウェポンで岩技持ちが増えたことが挙げられる。
また耐久に振ることにより様々な攻撃を耐えて、終盤戦まで残すことも可能に。

先日行われた北陸オフで優勝したれいさんが
メガリザードンXを使用していたこともあり、今後レートで見る機会が今までよりあるかもしれません。
注目ですね。

種族値

メガリザードンX:78-130-111-130-85-100
メガリザードンY:78-104-78-159-115-100

Yでは特殊1本のような使い方だが、XではYほどの晴れ熱風などの強力な技は使えないものの、
攻撃、特攻が同じなので、両刀も選択肢に。
またXはYより総合的な耐久は僅かに高く、弱点がYより少なく、4倍弱点がない点は評価が高い。
ガブリアスへの対処も岩が4倍では無くなるので、Yとは全く違った扱い方になるのは間違いないだろう。
れいさんのよPTのように威嚇持ちを入れたり、岩雪崩、地震を呼ぶからこその
ワイドガード持ちのギルガルドを入れるといった取り巻きの補助で強さを発揮するポケモンだと思ってる。


・技面でめざパ持ちの増加(83.2%)
めざ氷持ちが増えた。
メガ進化で威嚇を入れることができ、めざ氷でガブリアスに打点を確保できる。
入れない理由があるのならば、バークアウトとの選択だったりする。
炎技は選択だが、現状ではオーバーヒートが多い。
ボルトチェンジの率が10万ボルトより高いのを見ると打ってボルトチェンジで引く扱いを
する人が多いと予想。
雨PTに入っているであれば雷を持ったライボルトもいます。
最近では、雨PTにライボルトファイアローが入って蜻蛉返り、ボルトチェンジでサイクルを回してくることもしばしば。

・技面ではらだいこ持ちの増加(44%)
ニャオニクスがTOP12から外れて新たにマリルリがランクイン。
水/妖でドラゴン始め、雨PTのニョロトノキングドラにも強い点が評価されている。
ガルーラと組んでいることが多く、猫騙しではらだいこの補助をしてアクアジェットで無双してくるイメージ。
ほとんどがオボン持ちで確定数をズラしてくるマリルリが多い。