【スペシャル】【カロスダブル】メガガルーラ ゲンガー軸スタン

POKEMON ASIA CUP SPRING 2014日本代表決定戦で予選5-2、決勝T 2-1でベスト8(155人規模)、
POKEMON ASIA CUP SPRING 2014では3-2(予選落ち)で全体の10位(32人規模)
という何とも微妙な結果でした。珍しく?上位KPポケモン入れまくってスタン調にしてみた。
意外と気に入ってるので今回晒すことに。改良の余地はあります。


【PT紹介】




ポケモン技1技2技3技4もちもの特性
ガルーラ猫騙恩返しグロウパンチ噛み砕くガルーラナイト肝っ玉⇒親子愛
ゲンガーシャドーボールヘドロばくだん鬼火守る気合の襷浮遊
ガブリアスドラゴンクローじしんいわなだれねごと拘り鉢巻さめはだ
サーナイトムーンフォースマジカルシャインサイコキネシスシャドーボール拘り眼鏡テレパシー
ロトム10万ボルトハイドロポンプ鬼火守るオボンのみ浮遊
ファイアローブレイブバードオーバーヒートちょうはつおいかぜ命の珠疾風の翼

 ⇒ 

Kangaskhan @ Kangaskhanite
Ability: Scrappy
EVs: 4 HP / 252 Atk / 252 Spd
Jolly Nature(ようき)

  • Fake Out
  • Return
  • Power-Up Punch
  • Crunch

◆ 実数値(努力値)

 メガ進化前:181(4)-147(252)-100-×-100-156(252)
 メガ進化後:181(4)-177(252)-120-×-120-167(252)

▼ 個別解説

メガ進化枠で尚且つパワーのあるガルーラを採用。
ねこだましは味方の攻撃をする隙を作ってくれる便利な技。
すてみタックルではなくおんがえしなのはせっかくの耐久を無駄にしたくなく、
ダメージレースで不利に立ちたくなかったから。
積み性能の高いグロウパンチはハマるとなかなか止まりにくい。
予選では身代わりギルガルド、ゲンガーの鬼火などを意識してかみくだくを採用したが
どちらもゲンガーで解決できたのでその後のレートではふいうちを採用。
後者の方がガルーラより早いポケモンを相手にする際に使いやすかった。
配分はミラーも意識、そして100族は他にリザードンボーマンダがいるので最速でAS。
しかし、
かなり使用率が高いポケモンとだけあっってメタも進んでいるのが現状。
ゴツメガブリアスや威嚇持ちのポケモンなどいるが、
それでも活躍してくれて頼もしいと感じた。

追記アジアカップではグロウパンチかわらわりで採用。
理由はバンギラスを意識して。


Gengar @ Focus Sash
Ability: Levitate
EVs: 4 Def / 252 SAtk / 252 Spd
Timid Nature(おくびょう)

  • Sludge Bomb
  • Shadow Ball
  • Will-O-Wisp
  • Protect

◆ 実数値(努力値)

135-×-80-182(252)-96(4)-178(252)

■ 調整先 ※実数値(努力値)

攻撃

・C182ゲンガーのヘドロ爆弾でH143-D136(4)サーナイトを高乱数1発(75%)
・C182ゲンガーのヘドロ爆弾でH175(252)-D136(4)サーナイトを確定2発(76.5%〜92.5%)
・C182ゲンガーのヘドロ爆弾でH207(252)-D101(4)マリルリを中低乱数1発(31.3%)
・C182ゲンガーのヘドロ爆弾でH175(156)-D121(4)ルンパッパを低乱数1発(25%)
・C182ゲンガーのシャドーボールでH167(252)-D171(4)ギルガルドを確定2発(58.6%〜69.4%)

▼ 個別解説

フェアリータイプの登場で毒タイプのポケモンの評価が見直されてるのは言うまでもない。
今回はメガ進化ではなく襷を持たせて使った。
上のダメージ量を見てみても若干信頼に欠ける乱数であったり多少火力不足感は否めないが、残ったダメージは後述するガブリアスサーナイトの全体技で圏内に入る敵が多いため、気にはならなかった。むしろ物理相手に鬼火を撒き散らしてくれて選出した時はほとんど仕事をしてくれた。

ガルーラ+ゲンガーというのがこの構築の軸の始まりで、
猫騙ポケモン+高速ポケモンというのがダブルを始めた頃から好きで
序盤からアドバンテージを稼げて強いと思ってる。
今回採用したゲンガーは、
鋼へのゴースト技等倍の仕様変更、フェアリータイプへの打点など
ゲンガーの評価は高い。
技はタイプ一致のシャドーボール、ヘドロ爆弾は確定で、守るを入れて
ラスト枠が選択だった。
予選では、鬼火を入れて使ったがこれはふいうちをしてくるガルーラ、クチートへの対抗手段。
命中率も上がり物理ポケモンによく刺さり、使用感はとても良かった。
しかし、レートで回してる内にラム持ちのガブリアスが増えていることに気づき、
鬼火を入れても1ターン無駄になることが多く、この枠をかなしばりに変更。
使い方が難しい技だが、ゲンガーのような速いポケモンとは相性が良く上手く決まればこちらへの打点が一時的に消え、縛りから解除される場面もあった。
その後、アジアカップではめざ氷個体で使用したが使う場面が限られており、やはり鬼火良いと感じた。



Garchomp @ Choice Band
Ability: Rough Skin
EVs: 60 HP / 44 Atk / 4 Def / 148 SDef / 252 Spd
Jolly Nature(ようき)

  • Dragon Claw
  • Earthquake
  • Rock Slide
  • Sleep Talk

◆ 実数値(努力値)

 191(60)-156(44)-116(4)-×-124(148)-169(252)

■ 調整先

攻撃

・H183-B116(4)ガブリアスを[鉢巻]ドラゴンクローで確定1発

耐久

C194サーナイトの[眼鏡 + ダブルダメージ]マジカルシャインを確定1発耐え
C142ニョロトノの冷凍ビームを確定1発耐え
C161カエンジシの[珠]目覚めるパワー氷を確定1発耐え
C147バンギラスの冷凍ビームを高乱数1発耐え(93.7%)
C167フシギバナの[珠]目覚めるパワー氷を高乱数1発耐え(93.7%)
C194サーナイトムーンフォースを中高乱数1発耐え(68.7%)


おやつさんの鉢巻ガブリアスの記事の配分を使わせて頂きました。
ガブリアスの配分案: 191鉢巻ガブリアス(カロスダブル)|おやつのポケモンにっき

▼ 個別解説

カロスダブルが始まって以来ずっとガブリアスサーナイトの並びが好きで
愛用して使っている。そこで今回も使おうと決意。
後に説明するファイアローの追い風ともこの2匹は場を制圧できる能力を持っている。
鉢巻を持たせる前は、珠や襷など試したがどれもピンとこなかった。
そこで鉢巻ガブリアスの配分を見つけたのでおやつさんの配分を使ってみたところ使用感がとても良かった。
特に後発から投げる時の安定感が耐久に振っていないガブリアスとの大きな違いであった。
技に関しては基本的な構成。ねごとを持たせた意味はダークホールドーブルに対して眠らされてもねごとで攻撃する為である。
現在のレートでは、半数以上のガブリアスがラムのみやゴツゴツメットを所持している。(この記事書いてるのが3月の中旬前なので今は多少変わってますが)
そちらの道具を持たせたガブリアスも試してみたいと感じた。

Gardevoir @ Choice Specs
Ability: Telepathy
EVs: 252 HP / 124 Def / 20 SAtk / 4 SDef / 108 Spd
Modest Nature(ひかえめ)

  • Moonblast
  • Dazzling Gleam
  • Psychic
  • Shadow Ball

◆ 実数値(努力値)

 175(252)-×-101(124)-162(20)-136(4)-114(108)

■ 調整先 

攻撃

耐久

・A146ファイアローの[鉢巻]ブレイブバードを確定1発耐え
・C182ゲンガーのヘドロばくだんを確定1発耐え

素早さ

・準速バンギラス抜き

▼ 個別解説

対ドラゴン(ガブリアスボーマンダキングドラなど)への明確な回答がなかったので
サーナイトを採用。特性は夢特性のテレパシー。ガブリアスと並んで[鉢巻]地震+[眼鏡]マジカルシャイン打ってるだけで強い。でも、ワイドガード持ちには注意。
このポケモンはほとんど後発から投げていました。しかし、例外として相手のPTを見てフェアリーの一貫性があるときはガルーラ+サーナイトの組み合わせで選出したりも。
持ち物は火力を出すために眼鏡を持たせた。相手によって、打ち分ける為にマジカルシャインムーンフォースを採用。サイコキネシスモロバレルフシギバナなど毒タイプへの
打点に繋がる。
最後の枠にギルガルドやミラー意識でシャドーボールを採用。


Rotom-Wash @ Sitrus Berry
Ability: Levitate(
EVs: 252 HP / 116 Def / 4 SAtk / 132 SDef / 4 Spd
Calm Nature(おだやか)

  • Thunderbolt
  • Hydro Pump
  • Will-O-Wisp
  • Protect

◆ 実数値(努力値)

 157(252)-×-142(116)-126(4)-158(132)-107(4)

■ 調整先 

耐久

・C232メガリザードンYソーラービームを高乱数1発耐え(93.7%)
・A112ちからもちマリルリのじゃれつくをオボン込みで2発耐え


アメリカのRayさんの水ロトムの配分を使わせて頂きました。
The MSanktuary

たろいもさんによる上記記事の日本語訳。
徒然なるポケモン日記 【カロスダブル】Ray Rizzoさんのバージニア大会優勝構築翻訳記事

▼ 個別解説

補完で入ってきたポケモン
リザードンファイアロー入りのPTにはガブリアス、水ロトムなどを中心に選出を考えていきます。
今作から鬼火の命中率が上がり使いやすくなりました。
ラムのみ持ちのガブリアスも増えてきましたが、それ以外ではメガクチートに刺さったり低速〜中速の物理ポケモンには
積極的に打ちます。
このポケモンも基本は裏から投げたりします。
ハイドロポンプは無理に連射するより10万ボルトで少しずつ削っていく立ち回りの方が良かったです。
眼鏡持ちと違って瞬間的な火力が低いのと、なにより自分は命中率があまり信用できません。


Talonflame @ Life Orb
Ability: Gale Wings
EVs: 28 HP / 252 Atk / 4 Def / 4 SDef / 220 Spd
Naughty Nature(やんちゃ)

  • Brave Bird
  • Overheat
  • Taunt
  • Tailwind

◆ 実数値(努力値)

 157(28)-146(252)-92(4)-94-81(4)-174(220)

■ 調整先

素早さ

・最速レパルダス抜き

▼ 個別解説

PTにおけるフィニッシャー、隙を見て追い風でサポートしたりするのが主な役割。
ブレイブバードは強い。飛行の通りが良い今回のルールではゴリゴリ相手を削ります。
オーバーヒートは、鋼への打点。主にメガクチートに打ちます。
威嚇が気になった為それを無視できるオバヒは使い勝手はよかった。
珠オバヒでH252メガクチートくらいなら、高乱数 (93.8%)で吹っ飛ぶ。
ちょうはつはPTがトリックルームへ回答を持っていない為誤魔化しで入れました。
トリルをするようなPTにはガルーラ+ファイアローで主に選出、ねこだまし+ちょうはつで
トリックルームを防ぎます。メンタルハーブ持ちを引いたらお通夜。メンハ持ちは現環境では稀だと思っています。
配分ですが、謎のレパルダス抜きまでしていますが素直に準速のライン(ASぶっぱ)で良いと感じました。(アジアカップではASぶっぱで使用)
思った以上にファイアローミラーが多く勝った試しが一度もなかったので相手が準速でも50%の確率で勝てるこちらの方が良い。
ちなみに、意地っ張りファイアローは70%近く、陽気は20%ほど現環境ではいます。
主に先発で出す機会が多かったが、後発から死に出しで動く立ち回りもしっかり考えていきたい。